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Home > アーティスト > アンネリエン・ファン・ヴァウヴェ

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ベルギー生まれ。BBCニュー・ジェネレーション・アーティストを経て、2018年のボルレッティ=ブイトーニ財団賞を受賞。緻密で表情豊か、抒情的かつ誠実な演奏が高く評価され、同年代の中でもっと魅力的で傑出したクラリネット奏者と目されている。

2018年にオランダのレーベル、Pentatoneとの専属契約を結ぶ。2019年、デビューCD「ベル・エポック」(アレクサンドル・ブロック指揮リール国立管弦楽団との共演)がリリースされた。

これまで数々の国際コンクールに入賞。2012年に第61回ARDコンクール(ミュンヘン)で第1位(第1位2人)受賞したことで、国際的に注目される。以来、バイエルン放送響、ベルリン・ドイツ響、SWRシュトゥットガルト放送響、ミュンヘン室内管、マレーシア・フィル、ブリュッセル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、そしてBBC傘下の各楽団と共演。

BBCプロムスには2017年夏にデビュー、ロイヤル・アルバート・ホールおよびカドガン・ホールで演奏。また翌2018年にはテレビ中継されたプロムス公演で、ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ交響楽団とモーツァルトのクラリネット協奏曲を共演した。

ヨーロッパの著名なホールでは、チューリヒのトーンハレ、ブリュッセルのボザール、ベルリン・フィルハーモニー、ベルリン・コンツェルトハウス、ウィーン・コンツェルトハウス、ウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウなどに登場。また、ルツェルン音楽祭、メクレンブルク=フォアポマーン音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、キッシンゲンの夏、モンペリエのラジオ・フランス音楽祭など、多くの国際音楽祭に出演している。室内楽にも情熱を注ぎ、2018年にはブリュッセルでカルーセル室内アンサンブルを設立。新旧の室内楽作品を最高の水準で演奏することを目指している。

ピアニストのルーカス・ブロンデールとともに、ヴァインベルグとプロコフィエフのクラリネット・ソナタを録音(Genuinレーベル)。本アルバムは高い評価を受け、2015年にフランデレン・ラジオよりKlara賞を受賞。

その音楽、とりわけクラリネットに対する情熱に触発され、多くの作曲家が彼女のために新しい作品を作曲している。作曲家のマンフレート・トロヤーンは、2017年に《ソナタVII》を彼女に献呈した。また彼女はヨガを本格的に実践、それがクラリネット演奏にも良い影響があることから、呼吸と瞑想に基づいたクラリネット協奏曲《Sutra》を作曲家ウィム・ヘンドリックスに委嘱した(ボルレッティ=ブイトーニ・トラストとの共同委嘱)。

ファン・ヴァウヴェは、リューベック音楽大学で名手ザビーネ・マイヤーに学んだ。師弟は深い音楽の絆によって結ばれており、定期的に舞台でも共演している。その他、イェフダ・ギラード(ロサンジェルス)、パスカル・モラゲス(パリ)、アレッサンドロ・カルボナーレ(ローマ)、ヴェンツェル・フックス、ラルフ・フォースター(ともにベルリン)ら国際的な奏者にも師事。また古楽にも強い関心があり、歴史的なクラリネット奏法をエリック・ヘープリヒ、エルンスト・シュラーダーに学ぶ。後進の指導にも熱心で、定期的にマスタークラスを行うほか、アントワープ王立音楽院のクラリネット主任を務める。


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